今回は沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」を担当する、(一財)沖縄観光コンベンションビューローの黒島さんが、沖縄のイチオシ観光スポットについて教えてくれました。
スポットの楽しみ方から、その場所で食べられる美味しいグルメ情報まで盛り沢山!ぜひ次の旅の参考にして下さい。
石垣島の大自然に囲まれて育ちました。全国の皆様へ沖縄の魅力をお伝えする仕事に従事しています。音楽とアウトドアが好きで週末は楽器を演奏したり、外でアクティブに過ごします。
静岡から那覇までは直行便が就航していて、約2時間半で沖縄まで移動することができます!この時期は日本で一番早く桜が開花し花粉もないので、温暖な気候の中で快適に過ごせますよ!
その1 沖縄本島屈指の絶景スポット「果報(かふう)バンタ」
「果報(かふう)」は沖縄の言葉で「幸せ」、バンタは「崖」を意味し、その360°の絶景パノラマの景色を見ると幸すせな気分になれると言われています。
沖縄本島の東側、うるま市の勝連半島から海中道路で繋がる離島のひとつ、宮城島にある果報(かふう)バンタ。約120メートルの崖の上からエメラルドグリーンの壮大な風景を見ることができます。
見下ろした先に広がる海の砂は白砂。海は遠浅のため、晴れた日は海がよく透き通って見えて、その透明度に驚かされます。
塩工場の敷地内にあるので、帰りは工場見学やショッピングもお楽しみください。
果報(かふう)バンタ
場所 | 那覇空港から車で約1時間10分 沖縄県うるま市与那城宮城2768ぬちまーす観光製塩ファクトリー |
営業時間 | 製塩工場見学、直営ショップ:9:00~17:30 カフェ『たかはなり』:10:00~17:00、ランチー11:00~15:00(L.O.14:30) 軽食・カフェメニュー 10:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
TEL | 098-983-1140 |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/600008001 |
その2 新鮮な魚介類を手頃な値段で味わえる、漁師の島「奥武島」
おすすめは島で採れたもずくを使った「もずく天ぷら」。
天ぷらを買って、海を眺めながら食べるのが通の楽しみ方です。南城市を訪れる際にはぜひ訪れてみてください!
沖縄本島と約100mの橋で繋がり、南城市玉城(なんじょうしたまぐすく)エリアの南東に位置する、周囲約1,7kmの小さな島。島内には漁港があり、食堂や鮮魚店、てんぷら屋など、新鮮な魚介類を手頃な値段で味わえる店が並んでいます。また、奥武ビーチやグラスボード乗り場もあるので、沖縄の海を楽しむことも可能です。
奥武島
場所 | 那覇空港から車で約40分 沖縄県南城市玉城字奥武 |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/1276 |
奥武島の新名所「奥武島いまいゆ市場」
奥武島体験交流施設「奥武島いまいゆ市場」では、島のウミンチュ(漁師)が水揚げした、イマイユ(新鮮な魚)、海産物加工品や地元の野菜など特産品が販売されています。
奥武島いまいゆ市場
場所 | 那覇空港から車で約40分 沖縄県南城市玉城字奥武 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし ※海が荒れている場合、鮮魚店が休みの場合あり |
TEL | 098-948-7632 |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/1413 |
もずく天ぷらが絶品!「中本鮮魚てんぷら店」
中本鮮魚てんぷら店は、三代目が創業以来変わらない味を守り続けています。もずくの養殖業も営んでいるので、もずく天ぷらは外せません。高温で揚げているので、サクサクでもちもち。ソースや醤油、七味などお好みでかけてもいいですが、何も付けずに食べても美味しく、素材本来の味わいを楽しむことができます。イートインスペースもあるので、揚げたて熱々をどうぞ。
中本鮮魚てんぷら店
場所 | 那覇空港から車で約40分 沖縄県南城市玉城奥武9 |
営業時間 | 4月~9月 10:00~18:30 10月~3月 10:00~18:00 1月 1日 6:00~17:00 1月 2日 9:00~17:00 旧盆、大晦日 17:00閉店 |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 098-948-3583 |
Web | https://www.okinawastory.jp/gourmet/600010214 |
その3 本島から南東に約6キロ。日帰り可能な神の島 「久高島」
周囲8km程の小さな島内は自転車で散策できるので、春の過ごしやすい季節にぴったりです。久高島には御嶽や拝所等立ち入れない場所もあります。島のルールを守って島内散策を楽しんでください!
琉球開闢(かいびゃく)の祖「アマミキヨ神」が最初に創ったとされる場所で、歴代の琉球国王も参拝を欠かさなかったといわれる久高島は、今でも沖縄の人々の信仰の対象となっている「祈りの島」です。
島全体が神聖な土地とされる久高島には、御嶽や拝所などの祭祀場が点在しており、そこに暮らす人々は、島の土地を「神様からお借りしているもの」と考え、形を壊さない様に暮らしています。だからこそ、遠い昔からの記憶が残る島として、本当の沖縄の原風景を楽しむことができるのです。
美しい海でレジャーを楽しむもよし。ゆっくりと自然溢れる島内を散策するもよし。売店や自動販売機は集落にしかないので、島内廻りの時にはお気をつけください。
久高島
場所 | 那覇空港から安座真港まで車で約40分。安座真港からフェリーで約15分~25分 沖縄県南城市久高島 |
TEL | 098-835-8919(NPO法人 久高島振興会) |
Web | https://www.okinawastory.jp/about/around_area/kudaka |
久高島の玄関口「久高船待合所」
カフェ、お土産ショップ、レンタサイクルを兼ね備えた「久高船待合所」は、船を下りて徒歩2分、久高島の徳仁港を見下ろす場所にあります。
カフェには、島の食材にこだわった久高島氷ぜんざい(甘く煮た金時豆と白玉が入った沖縄ならではのかき氷)や島豆シェイクなどがあり、テイクアウトも可能です。
店内の一角には、島のTシャツやポストカード、久高島の塩や写真集など様々なお土産がずらりと並んでいます。旅の記念になるものを探してみては?
久高船待合所
場所 | 徳仁港から徒歩2分 沖縄県南城市知念久高231-4 |
TEL | 098-948-2842 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休業日 | 船の運航状況に合わせて |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/600010469 |
その4 沖縄本島最大級の滝 「比地大滝」
沖縄の北部には、固有種や絶滅危惧種などの動植物が生息する貴重な森が多く存在します。なかでも比地大滝は新緑を浴びながら、遊歩道をトレッキングできる県内最大規模の滝。片道1.5キロ、約40分のコースなので、初心者にもおすすめのスポットです。
比地大滝は、そのヤンバルの森を流れる比地川のほぼ中間にあり、滝の周辺には学術的に貴重な380種もの植物が生い茂り、珍しい鳥や、カメ、エビ、カニ、ハゼといった生きものたちに出会えます。
比地大滝
場所 | 那覇空港から車で約2時間30分 沖縄県国頭村字比地字比地781-1 |
TEL | 0980-41-3636 |
営業時間 | 4月~10月 9:00~16:00 11月~3月 9:00~15:00 |
入場料金 | 大人¥500、小人¥300 テント1張1泊¥2,000 シャワー料金¥200(10分) ※キャンプ台(14台)、シャワー室、炊事棟、トイレ、自動販売機(施設内に有り) |
休業日 | 悪天候時(大雨、雷) |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/1336 |
おすすめは「比地大滝渓流トレッキングツアー」
ガイドと一緒に比地川の清らかな渓流に膝まで浸かりながら、上流の滝を目指すトレッキングツアーがおすすめ!暖かくなり、いろいろな生き物が出てくる4月頃が最も適しています。往復約3時間のコースで、小学生から参加可能。難易度は高くありませんが、濡れてもいい運動靴、長袖、帽子は必須です。
やんばるエコツーリズム研究所(比地大滝渓流トレッキング)
場所 | 那覇空港から車で約2時間30分 沖縄県国頭郡国頭村安田248-1 |
TEL | 0980-41-7966 |
営業時間 | 夏季 9:00~19:00 |
休業日 | 年末年始、夏季、冬季 |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/1056 |
島野菜をふんだんに使った沖縄料理店「笑味の店」
NHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」の沖縄料理や当時の時代背景に関する資料提供者、金城笑子さんが店主を務める沖縄料理店。島野菜をふんだんに使った身体に優しい料理を食べると、自然と笑顔になること間違いなし!
笑味の店
場所 | 那覇空港から車で約1時間30分 沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久61 |
TEL | 0980-44-3220 |
営業時間 | 9:00-17:00 |
休業日 | 火・水・木 |
Web | https://www.okinawastory.jp/gourmet/600011697 |
その5 昼から夜まで人々を魅了する「石垣島 底地ビーチ」
最後にご紹介するのは、本島から離れ石垣島にある底地ビーチ。SUPやカヤックなどのマリンレジャーを楽しむことが出来ます。夕方には沈む夕日が綺麗に見えるので、おすすめサンセットスポットです!
波が穏やかな遠浅のビーチで、1年中マリンレジャーを安全に楽しむことができる底地ビーチは、日中、夕刻、夜と、異なる風景が人気のスポット。夕刻は西の水平線に真っ赤な夕陽が創出する絵画のような美しさに時を忘れ、夜は満天の星が訪れる人々の身も心も癒してくれます。
西表・石垣国立公園内にあり、モクマオとテリハボクの木陰から望むビーチは格別。真っ白な砂浜、石崎半島の緑の山並み、そしてエメラルドグリーンに輝く海に魅了されます。
石垣島 底地ビーチ
場所 | 石垣空港から車で約40分 沖縄県石垣市川平185-1 |
TEL | 0980-84-4855(合同会社 Value Creation (バリュー クリエーション) |
営業時間 | 9:00-17:00 |
設備・サービス | クラゲ防止ネット、監視員、トイレ、更衣室、シャワー(有料:1回100円)、WiFi |
Web | https://www.okinawastory.jp/spot/600007516 |
富士山静岡空港から那覇空港へは片道約2時間半!
沖縄で楽しめるオススメのイチオシ絶景観光スポットはいかがでしたでしょうか。ぜひこちらの記事を参考に、沖縄へ絶景と美味しいグルメを求めてお出かけ下さい。
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