九州の玄関口である福岡県。少し足を伸ばせば糸島や能古島など、豊かな自然もたくさんありますし、福岡空港から博多駅までは地下鉄で5分というアクセスも良く、福岡に到着したらすぐに観光やグルメを楽しむことが出来るのも魅力的です。
今回は福岡国際空港㈱のスタッフの大川さんが、福岡のイチオシ観光スポットについて教えてくれました。
福岡国際空港(株)広報課の大川と申します。福岡在住歴はまだ5年ですが、周りの方々からさまざまな観光スポットを聞いていますので、今回はその情報をお伝えします!また、福岡には美味しい料理やお酒がたくさんあります。ぜひ福岡グルメをお楽しみください!
その1 リゾート気分を味わえる糸島エリア
おしゃれなカフェや映えるスポットが多いエリアです!都心から近いところでリゾート気分が味わえる場所として人気です。
糸島には見どころがいっぱいありますが、今回は糸島の北に位置する二見ヶ浦エリアをご紹介します。
目の前に広がる美しい海に向かって漕ぐブランコは開放感抜群。偶然同じ向きに傾いた2本のヤシの木の間にブランコが掛けられています。砂浜でのBBQや新鮮な魚料理などが楽しめる「ざうお糸島本店」の敷地内にあるので、ぜひ食事も一緒に楽しんで下さい。
ヤシの木ブランコ
場所 | 福岡県福岡市西区大字小田79-6(ざうお糸島本店敷地内) |
ざうお糸島本店
場所 | 福岡県福岡市西区大字小田79-6 |
営業時間 | 11:30~21:00 料理L.O. 20:00 ドリンクL.O. 20:30(ざうお糸島本店 |
TEL | 092-809-2668 |
Web | https://zauo-itoshimahonten.owst.jp/ |
二見ヶ浦にあるリゾートモール「PALM BEACH THE GARDENS(パームビーチ・ザ・ガーデンズ)」にある映えスポット。羽の中央には踏み台があるので、自分の背中にぴったりな位置を見つけて素敵な写真を撮ってみて下さいね。こちらのリゾートモールには、お洒落なカフェを中心に、ジェラートのお店や可愛い雑貨のお店もあります。
天使の羽
場所 | 福岡県福岡市西区西浦285(パームビーチ・ザ・ガーデンズ敷地内) |
TEL | 092-406-3380 |
Web | http://pb-gardens.com/ |
「Beach Cafe Sunset(ビーチカフェ・サンセット)」は、目の前に広がる海を眺めながら糸島の新鮮な食材を使った旬の料理などを楽しめるカフェ。パスタ・ステーキ・ロコモコ・魚料理など、メニューも豊富です。道路を渡った正面にある東屋は流木などで作られており、窓枠から海を眺めるとまるで絵画のようです。
ビーチカフェ・サンセットの東屋
場所 | 福岡県福岡市西区西浦284 |
営業 時間 | 11:00~20:00(Lo 20:00) ※季節や社会情勢により時短営業になる場合あり。 |
TEL | 092-809-2937 |
Web | https://www.beachcafesunset-1990.com/ |
その2 大自然の中で思い思いに過ごす「のこのしまアイランドパーク」
能古島は花の楽園!季節ごとに違った花が一面に咲き誇っていて、日本海を背景に美しい景色を楽しむことができます。島へはフェリーでたったの10分。乗船中は潮風を感じることができて気持ちがいいです。
「のこのしまアイランドパーク」は、能古島北部に広がる約15万平方メートルの自然公園。春は菜の花や桜、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は日本水仙など一年を通じて季節の花畑が広がります。
園内には、アスレチック、ミニ動物園、お食事処、昔なつかしい思ひ出通りなどがあり、陶芸や絵付けなどの体験も出来たりと楽しみ方もいろいろ。また、戸建てタイプのコテージもあり、コテージは花畑か海の眺望を選べます。絶景の中で、贅沢なひと時をお過ごし下さい。
“うどん発祥の地”といわれる博多には、さまざまなタイプのうどんがありますが、こしがなくやわらかな食感の博多うどんとは対照的な能古うどん。細麺でこしと白いつやがあるのが特徴です。能古島に行ったらぜひ能古うどんを食べてみて下さい。園内では「耕ちゃんうどん」で食べることができますよ。
のこしまアイランドパーク
場所 | 福岡県福岡市西区能古島 |
営業 時間 | 9:00~17:30 平日(月曜日~土曜日) 9:00~18:30 日曜日・祝日 ※冬季は平日と同じ時間となります。 |
定休日 | 年中無休 |
TEL | 092-881-2491 |
Web | http://nokonoshima.com/ |
その3 古き良き美しい町並み うきは市エリア
福岡県の南東部にあるうきは市は、いちごやかきなどフルーツをはじめとした農産物の宝庫です。地元の魅力的な食材が揃う道の駅のほか、古き良き美しい町並みが残る吉井町もおすすめです!
九州じゃらん2022年6月号の道の駅ランキングで1位になった「道の駅 うきは」では、地元の食材を使った地産地消のグルメが根強い人気です。さらに、直売所では多彩な種類がある看板のフルーツ、野菜、愛情いっぱいのお惣菜などを購入したりすることができます。
道の駅 うきは
場所 | 福岡県うきは市浮羽町山北729-2 |
営業 時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎月第2火曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始 |
TEL | 0943-74-3939 |
Web | http://www.michinoeki-ukiha.com/ |
隣接された「ウキハコ」では観光情報を集められるだけでなく、休憩スペースや授乳スペースもあるので、ホッと一息つくこともできますよ。このエリアをよく知っており、旅人目線でうきはを紹介できる観光コンシェルジュが常駐しているので、気軽に相談してみて下さい。
ウキハコ
場所 | 福岡県うきは市浮羽町山北733-1 |
営業 時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 毎週月曜・毎月第2火曜 ※火曜日が祝祭日の場合は翌日の水曜日 ※7月〜9月は火曜も営業 |
TEL | 0943-74-3474 |
Web | https://ukihaco.jp/ |
福岡市内から車で1時間のうきは市吉井町には、昔にタイムスリップしたかのような白壁の町並みが残されています。このエリアは江戸時代に豊後街道の宿場町として賑わいました。1996年には重要建造群保存地区に選定された為、漆喰塗りの土蔵造りの建物や屋敷群をほぼ昔のままの状態で見ることが出来ます。
現在は、その風情ある町並みでお洒落なカフェや雑貨屋も店を構えたので、観光スポットとしても人気です。
吉井町 白壁の町並み
場所 | 福岡県うきは市吉井町1043-2 |
駐車場 | あり(無料市営駐車場) |
その4「光の道」で有名な宮地嶽神社
大縄が特徴的な、開運の神をまつる宮地嶽神社では、ある時期にのみ見える絶景があります!それは神社より参道の先にある相島に夕日が沈み、光輝く道となる「光の道」です。この景色は太陽の位置の関係で2月と10月の条件が揃った時だけしか見ることができません!旅行の時期が合えばぜひご検討ください。
宮地嶽神社は約1700年前に建てられた由緒ある神社で、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮。お祀りされている宮地嶽三柱大神は「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰され続けています。
「光の道」が見れるのは、毎年2月と10月の約1週間〜2週間。整理券を受け取ることで「光の道」を見ることが出来ますが、「光の道特別祈願」を事前に予約すると、ご祈願の後に用意された席で夕陽を見ることも出来ます。
宮地嶽神社には三つの日本一があります。宮地嶽神社のシンボルでもある「大注連縄」は、直径2.6m、長さ11m、重さ3トンで日本一。日本一の大太鼓は直径2.2m。この大太鼓は、毎年元日の0時に打ち鳴らされ、その音は数キロ離れた所にも届くと言われています。今日ではこの太鼓よりも大きな太鼓がありますが、全て国内で調達した材料で製作された貴重な太鼓です。銅製の大鈴は重さ450kgの日本一。せっかく足を運ぶのであれば、この三つの日本一にも注目してみてください。
宮地嶽神社
場所 | 福岡県福津市宮司元町7-1 |
TEL | 0940-52-0016 |
その5 レトロな雰囲気 門司港
国の重要文化財に指定されている門司港駅は大正時代の姿に復元されており、レトロな雰囲気を感じることができます。門司港名物の焼きカレーを地ビールと共に…最高ですね。
日本三大港(神戸、横浜、門司)の1つ。かつては重要な国際貿易の拠点となっていましたが、1995年に「門司港レトロ」として生まれ変わり、年間200万人以上の人が訪れる観光地となっています。
2019年に100年前の大正時代の姿に復元された門司港駅。鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。内装もレトロ感いっぱいで、駅舎の中に入ると別の空間に入ったような感覚になりますよ。
JR門司港駅
住所 | 北九州市門司区西海岸1-5-31 |
海外との貿易港として栄えた門司港には、洋食店が立ち並んでいると同時に、西洋と東洋の良さが混在したハイカラなメニューが生まれました。現在は「焼きカレー」が門司港発祥のご当地メニューとして親しまれています。お店によって種類も様々なので、ぜひ召し上がってみてください。
福岡国際空港㈱のスタッフが選ぶおすすめスポット5選は、いかがでしたでしょうか?富士山静岡空港から福岡空港へは、毎日4往復運航しており片道約90分で行けるのでぜひ一度福岡にも足を運んでみて下さいね。