上海浦東国際空港から1時間半圏内で行ける観光＆グルメ10選

上海浦東国際空港から1時間半圏内で行ける、おすすめの上海観光スポットとグルメスポットを静岡県上海事務所の石川さんに教えていただきました!

【おすすめの観光スポット】

その1：サクッとクルーズ体験ができる「上海フェリー」

「外灘（ワイタン）」通称バンドは、上海で最も有名な観光地の一つ。上海市内を流れる黄浦江（こうほこう）を挟んで西岸に立ち並ぶ築100年以上の歴史建造物と、東岸に立ち並ぶ近未来的な高層ビル群の壮観な風景が魅力です。

みなさんは、この両岸を結ぶフェリーがあることをご存じですか？

外灘中心部から南へ15分ほど歩いた「復興東路フェリー乗り場」からは、上海タワーなどの高層ビル群を眺めながらのクルーズが楽しめます。

フェリー乗り場は南北に点在していて、上海っ子は自転車やスクーターで乗船する日常の交通手段としても活躍しています。

運賃もたったの2元≒約40円なので、手軽にサクッとクルーズを楽しめるのが嬉しいポイント。ローカルで現地のリアルな生活を感じられるおすすめスポットです。

その2：街歩きに人気の旧フランス租界「武康路（ウーカンルー）」

上海では、城市漫歩（シティーウォーク）がブームです。上海は高層ビルが並ぶ大都会のイメージがありますが、旧フランス租界エリアは昔の面影を残しながら開発が進められたレトロな街で、街歩きにおすすめです。

人気ルートは、武康路（ウーカンルー）から淮海中路（ワイハイジョンルー）を歩く2〜3時間のコースです。
1900年代前半の歴史ある住宅街の面影はそのままに、お洒落なカフェやアパレルショップに変身！海外の文化を取り込んで成熟した上海ならではの雰囲気を感じられます。

その3：上海の郊外にある水郷「朱家角（ジュージャージャオ）」

「朱家角」は、上海中心部から地下鉄で約40分。地下鉄17号線が開通したことで気軽に行けるようになり、上海っ子の日帰り観光地としても人気の上海を代表する水郷です。9つの古い街と36もの橋がかかる街並みは、まるでイタリアのベネチアのようです。

およそ1700年前の三国時代から存在するといわれるこの水郷では、船に乗って移り行く風景を楽しんだり、名物の「肉ちまき」を食べながら入り組んだ小道を散策したり、ゆったりとした時間を過ごすのが定番です。

その4：初心者も気軽に楽しめるジャズバー「BLUE NOTE SHANGHAI（ブルーノート上海）」

上海には、海外の先進的な文化が入り混じって発展してきたことから、良質なジャズクラブ、ライブハウスが沢山あります。

ジャズバーに対して敷居が高くて入りにくいという方におすすめしたいのが、ニューヨークに本店を構える「BLUE NOTE 」。世界の一流ミュージシャンが日替わりで演奏する良店ながら、堅苦しいドレスコードはなし。子連れも入店OKのフランクな雰囲気なので、海外ジャズバー初挑戦にもぴったりです。ビールやカクテルを片手に、大人の夜を過ごしてみませんか？

その5：世界最大級のスターバックス「STARBUCKS RESERVE ROASTERY（スターバックスリザーブロースタリー）」　

実は上海は、世界で最もコーヒー店が多い「コーヒー愛飲都市」。スターバックスなどの欧米系チェーンやラッキンコーヒーなどの中国系チェーンの他に、個人経営のお店もたくさんあります。

雲南珈琲などの中国産高品質のコーヒーや、金木犀の風味を加えた珍しいフレーバーコーヒーなど、観光中にいろいろ味わってみてはいかがでしょうか？

南京西路の「STARBUCKS RESERVE ROASTERY（スターバックスリザーブロースタリー）」は、焙煎施設を備えた世界最大級のスターバックスで流行に敏感な上海の若者で賑わう人気店です。

上海限定のオリジナルのマグカップは高級感があって、お土産やプレゼントとしてもおすすめです。

【おすすめのグルメスポット】

団体ツアーの立ち寄り先ではなく、現地で人気のローカル店をご紹介します。出張者や旅行者の皆様にも必ず喜んでいただけるグルメスポットです。

その1：ローカルから愛される上海料理の名店「人和館（レンフーグアン）」

地下鉄の駅からすぐ近くにある「人和館」は、現地の人達でいつも賑わっている人気店。
本格的な上海料理がお手軽な価格で楽しめることもあり、土日祝日には大行列ができています。

ノスタルジックな雰囲気の店内で是非注文して欲しいのが、上海名物でこのお店の看板メニューの「金牌紅焼肉：豚バラ肉の醤油煮込み」（19元≒約380円）です。

一人一皿ずつ上品に提供される紅焼肉は、八角の香りがして、見た目ほど脂っぽくなく箸で切れる柔らかさ。上海料理の一品を人気店でぜひご賞味ください！

その2：アツアツの蟹粉小籠包がイチ推しの「屋有鮮（ウーヨウシェン）」

上海に来たら「美味しい小籠包を食べたい！」とのリクエストを受けることも多いのですが、1番におすすめしたいのが「屋有鮮」です。

上海市の繁華街である南京西路に近く、クリントン元大統領も味わったとされる同店の看板メニューは「蟹粉湯包：カニ肉・味噌入り小籠包」（58元≒約1,160円）です。
濃厚なカニの旨味と特製ダレの旨味が絶妙で、思わず追加注文間違いなしの一品です。
小さい穴の開いた結び目から特製の酢醤油を流し込んで食べるのが、おすすめの食べ方です。ぜひお試しください。

その3：上海麺料理の有名老舗店「味香斋（ウェイシャンジャイ）」

毎年上海のミシュランガイドに掲載されるローカル店「味香斋」は、平日でも行列が絶えない人気店です。

代表メニューは、濃厚なゴマダレを絡めて頂く『麻醤麺（マージャンメン）』（14元≒約280円）。まずはそのまま、後半は黒酢をかけて味変して食べるのがおすすめです。
ボリュームある鶏唐揚げの『炸鶏排（ザージーパイ）』（16元≒約320円）と一緒に食べるのが、私の定番です。
店が狭いため相席となることもありますが、現地の上海っ子と膝を突き合せて麺をすするとローカル感満点です。

「上海で最も安いミシュラン店」ともいわれる味香斋は行ってみる価値があります！

その4：B級グルメ巡りなら「泗泾夜市（スージンイエシー）」へ　

上海の夜市の中でも特に規模が大きい「泗泾夜市」は、上海市街から地下鉄9号線で30分ほどの場所にあります。
全長100ｍの通りには冷麺、内モンゴル自治区の羊肉の串焼き、香港の臓物煮込みなど、さまざまな地域の郷土料理の屋台が並びます。

一晩で各地のB級グルメが堪能できる夜市には、多くの上海っ子で熱気あふれる週末の夜に訪問するのがおすすめです。

その5：中国全土で大人気のミルクティー専門店「CHAGEE（チャギー）」

上海には昔ながらの作法で楽しむ茶館も沢山ありますが、最近中国全土で大人気なのがジャスミン茶やウーロン茶など中国茶を使ったミルクティーを提供する「CHAGEE」です。

1番人気はジャスミン茶を使った『伯牙絶弦（はくがぜつげん）』（20元≒約240円）で、甘さは控え目ながら茶葉の香りはしっかり。ミルクティの概念を変える一杯は、日本人の口にも合う優しい味わいです。中国茶文化の新潮流を是非試してみてください！

みなさんもぜひこちらの記事を参考に、富士山静岡空港から上海旅行をお楽しみくださいね。