続々と国際線が復活している富士山静岡空港、2024年12月からは新たに静岡⇔香港線の運航がスタートしたんです。
しかも香港で唯一の格安航空会社「香港エクスプレス」だから、なんと片道¥5,700〜※。
もしかしたら、国内旅行よりも香港旅行の方がリーズナブルだったりして。
そんな静岡⇔香港線ですが、みなさん香港のことをどれくらい知っていますか?
今回は、ふじそらトラベルがピックアップした香港観光のおすすめを一挙にご紹介。
香港の華やかな夜を楽しむナイトスポットや、散策してほしい街歩きスポットのほかに、外せない香港グルメやお土産情報などなど…
初めての香港を楽しむ情報をた~っぷりご案内します!
それでは早速行ってみましょう♪
※諸規則・諸条件あり。燃油サーチャージ、諸税別途
香港といえば夜景!
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おすすめ夜遊びスポット
①まずは王道「ビクトリア・ピーク」
「ビクトリア・ピーク」は香港島西部にある標高552mの山。標高の高いこの場所からは、香港島の摩天楼からビクトリア・ハーバー、さらに九龍半島まで見渡すことができる、香港旅行で絶対に外せない観光スポットの一つです。
特に「100万ドルの夜景」と称される夜景は圧巻で、日没から夜にかけては平日・休日問わず多くの観光客で連日激混み。山頂付近にある「ピークタワー」には、レストランやカフェ、ギャラリー、展望台など見どころが満載なので、日中に行っておいて夜を待つのもおすすめです!
トラムやバス、タクシーで行くのが一般的ですが、徒歩で行けるコースもあるので景色を楽しみながらハイキングにチャレンジしてみるのもいいかも。
香港の絶景スポットの昼の姿と夜の姿の両方を満喫できますよ!
ちなみに、「ビクトリア・ピーク」の名前の由来は、イギリス最盛期の女王・ビクトリアにちなんで命名されたそう。かつて、イギリスの植民地だった歴史を思わせるプチトリビアでした。
📌ビクトリア・ピーク
②華やかな光のショーが人気の「ビクトリア・ハーバー」
香港のシンボル「ビクトリア・ハーバー」は、香港島と九龍半島の間にある湾。香港島に建つ色鮮やかな高層ビルは香港の象徴で、夜になると海面にきらびやかな光が反射する幻想的な眺めは多くの観光客を魅了しています。
「ビクトリア・ハーバー」で見逃せないのは、毎晩20時から10分間にわたり開催される「シンフォニー・オブ・ライツ」という、ギネスにも認定された世界最大の光のショー。両岸に建つビルからレーザーやサーチライトが放たれ、ビル壁面がカラフルに輝きます。幻想的な音楽ムードを盛り上げ、クライマックスでは多くの観光客が拍手と歓声で大盛りあがり!
無料で楽しめるのもおすすめなポイントです。
ビクトリア・ハーバーから見えるビル群をよく見ると不思議な形をしている気がしませんか?
実は香港のビルは、幸運を呼び込むために建築時に風水師の意見を参考にしているそう。
個性的な外観をしたビルが立ち並んでいるのもビクトリア・ハーバーならではの特徴なのです。
📌ビクトリア・ハーバー
③ネオンがきらめくナイトマーケット「女人街(ノイヤンガイ)」
香港の名物ストリート「女人街(ノイヤンガイ)」は、活気に溢れたディープな香港を楽しめる屋台通り。
2kmほどの通りには、土産やブティック、バックやアクセサリーを売る露天が所狭しと並んでいます。
ナイトマーケットとしても人気の通りで、派手なネオン看板と賑やかな喧騒の中で食べ歩きやショッピングを楽しめば「エネルギッシュな香港」を体感できること間違いなし!
ひとつだけ買うよりもまとめて買う方が安くなる可能性が高いので、職場や学校のばらまき土産はここで調達するのがおすすめ。「ペンディーラ(安くして)!」と言うと電卓を出してくるので、値段交渉にもチャレンジしてみて。クレジットカードが使えないお店が多いので、20、50、100香港ドル札の用意は必須。
ナイトマーケットの雰囲気を楽しむなら夜9時くらいに行くのがおすすめでサクッと見てまわりたいだけなら比較的人の少ない夕方が穴場ですよ。
実は「女人街」は通称で、正式名は「通菜街(トンチョイガイ)」といいます。女人街という名前の由来は、売ってる商品が女性物中心だったからだそう。
現在では男性物も普通に売っているので、男性でもショッピングやグルメを楽しめますよ♪
📌女人街(ノイヤンガイ)
④おしゃれな「BAR」で香港の夜を遊び尽くす
香港の抜群に美しい夜景を楽しむスポットはたくさんあるけれど、どこも混んでいて騒がしい…と思っている方は、おしゃれなバーで大人の時間を楽しむのはいかが?
中心街の高層ビルには、香港夜景を優雅に鑑賞できる高層階のバーが続々とオープンしています。
「アジアのベスト・バー50(Asia’s 50 Best Bars)」にもランクインしている高級バーもあれば、夏の夜にぴったりのルーフトップバー、親しみやすい老舗バーやカジュアルなパブやスポーツバーなどなど…
ぜひ「眠らない街・香港」の夜をとことん楽しんで。
香港のバーでは、日中や夕方の夜景を楽しむには少し早い時間帯に「ハッピーアワー」を実施しているお店がほとんど。
通常のバータイムよりもリーズナブルに楽しめるので、早目の時間からバーホッピングを楽しむのもおすすめですよ!
個性あふれる昼の香港をお散歩!
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おすすめ街歩きスポット
①香港屈指の繁華街「舊城中環(オールド・タウン・セントラル)」
「舊城中環(オールド・タウン・セントラル)」は、香港島の北西部に位置する中環(セントラル)と上環(ションワン)にまたがる急勾配の小道が多いエリアのこと。イギリス統治時代のノスタルジックな面影を残しながら、おしゃれなショップやアートギャラリーが混在している新旧が入り混じったクリエイティブなエリアです。
ここに来たら、ぜひ「荷李活道(ハリウッドロード)」を散策してみて。街の壁のいたるところにストリート・アートやグラフティ・アートが描かれていて、フォトスポットとして若年層を中心に大人気なんです。
日本の元トップアイドルが描いたストリート・アートもあるので、ぜひ散策しながら探してみて!
香港で最も写真におさめられたストリート・アートは、上の写真にある雑貨店Goods of Desire(G.O.D.)の壁に描かれている、通称「オールドハウス」だそう。
地元のグラフィティアーティストが描いたカラフルな古い集合住宅の壁画で、ハリウッドロードと、グラハムストリートが交差する角にあります。
📌舊城中環(オールド・タウン・セントラル)
②最新カルチャー&アートスポット「大館(ダーイグーン)」
「大館(ダーイグーン)」は、「オールド・タウン・セントラル」の新たなランドマークとして注目されているスポット。イギリス領時代の旧警察本部群を、歴史遺跡兼アートスペースに改修し、2018年5月にオープンしました。
西洋風に中国建築の要素を加え植民時代の面影を残した建築群は、地元民からもSNS映えスポットとして人気です。ビクトリア刑務所エリアには、囚人になった気分で写真を撮れるフォトスポットもあるので、ぜひチャレンジしてみて!
「大館」への入館は無料ですが、週末は混雑による入館規制がかかる場合もあるので、事前に公式サイトから入館予約をしておくのがおすすめです。
閲兵式で使われた広場「パレードグランド」にあるマンゴーの木は、当時「警察官がその実を食べれば昇進につながる」と言われていたとか。今では仕事運UPのパワースポットになっているそうですよ!
📌大館(ダーイグーン)
所在地 | 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong |
営業時間 | 見学/10:00~23:00 |
定休日 | なし |
入館料 | 無料 |
WEB | https://www.taikwun.hk/en/ (英語・中国語のみ) |
③フォトジェニックなパワースポット「文武廟(マンモーミュウ)」
「文武廟(マンモーミュウ)」は、1847年のイギリス統治時代に建立された香港最古の道教寺院。高層マンションに囲まれた寺院で、文学の神様と武道の神様が祀られています。
文武廟に入ると線香の香りが漂い、天井に吊るされた無数の巨大な渦巻形の線香に目を奪われます。このノスタルジックで幻想的な空間が写真映えすると観光客にも大人気なパワースポットに!
周辺にはオシャレなお茶屋さんやレストラン、セレクトショップが立ち並んでいて、街歩きにもおすすめのエリア。
ハリウッドロード沿いにあるからアクセスも抜群ですよ!観光の合間にサクッとお参りしてみて。
塔香(タッホーン)と呼ばれる渦巻状のお線香は、大きさによって1か月以上も燃え続けるものもあるそう。線香の中央には願い事が書かれた短冊がぶら下がっていて、線香が燃え尽きたときに願いが叶うといわれているんですよ。
📌文武廟(マンモミュウ)
所在地 | 124-130 Hollywood Rd, Sheung Wan, Hong Kong |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | なし |
入館料 | 無料 |
④散策が楽しいウォーターフロント「尖沙咀(チムサーチョイ)」
「尖沙咀(チムサーチョイ)」は、九龍半島の南端にある香港きっての一大繁華街。南北に約3.6㎞続く「ネイザン・ロード」を中心に、大型ショッピングセンターやレストラン、ホテルなど何でも揃っているエリアです。
昼の街歩きには、ビクトリアハーバー沿いに伸びる「尖沙咀プロムナード」がイチオシ!起点にある時計塔から続く遊歩道には広場やベンチが設置され、海と香港島のビル群を眺めながらお散歩を楽しめますよ。
プロムナードの後半には、香港スターの手形が並ぶ「星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)」があります。ジャッキー・チェンなど世界的に知名度のある有名人の手形やブルース・リーの銅像もあり、映画好きならテンションが上がること間違いなし!
香港映画グッズを売っているお店もあるので、ぜひ立ち寄って。
尖沙咀は美しい夜景を見られることでも有名で、ビクトリアハーバー越しに「シンフォニー・オブ・ライツ」を見るベストスポット。
交通の便もよく、他の地域へのアクセスもしやすいので、宿泊地にもおすすめですよ。
📌尖沙咀(チムサーチョイ)
香港は美食パラダイス!
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おすすめ香港グルメ
①絶対に外せない王道中の王道「飲茶」
「飲茶(ヤムチャ)」とは、中国茶を飲みながら点心を食べること。
「点心」とは焼売やエビ餃子などの軽食のことをいい、杏仁豆腐やマンゴープリンなどの甘いデザートも実は点心の内なのです。
地元民が通うローカル店から、ミシュラン1つ星の高級店など、街中には星の数ほど飲茶のお店がありますが、初めての香港で本場の味を楽しむなら、昔ながらの「ワゴン式飲茶」のお店に行ってみて。ズラリと並ぶ点心を見て「食べたい」と思ったものを指差しでオーダーできるから、言葉が通じなくても心配は無用ですよ!
②香港のローカル飯「焼味飯(シュウ・メイ・ファン)」
「焼味飯(シウメイファン)」は、鶏や豚のロースト(焼味)を白いご飯にのせた豪快なメニューで、香港人のランチの定番。しっとり柔らかいジューシーなお肉と甘辛タレが、白いご飯と相性抜群!
昔ながらの個人店もあれば、チェーン展開している店もありますが、せっかくなら専門店で食べてみて。値段は大体どこでも25~30HK$(¥500~600)ぐらいです。
お店によりますが、ご飯はお茶碗2杯分ぐらい入っていてボリューム満点。ご家族やお友だちとシェアするのもおすすめですよ。
③香港の朝食といえば「お粥」
香港のお粥は、ホタテの貝柱や鶏肉などから出汁をとったスープで生米から米の形がくずれるほど煮込んでいて、濃厚で奥深い味わいが特徴。
トッピングも豊富なので、香港滞在中はいろんなトッピングで毎日違った味を楽しむのがおすすめ。
ピータンと豚塩漬け肉の「皮蛋痩肉粥(ピーダンショウヨッジョッ)」や、鶏肉が入る「鮮雞粥(シンガァイジョッ)」などが日本人に人気だそうですよ。
「油條(ヤウティウ)」と呼ばれる揚げパンをお粥に浸して食べるのがローカルな食べ方。ぜひ試してみて。
④香港スイーツの定番「マンゴーデザート」
香港デザートといえば「マンゴープリン」をはじめ、マンゴーを使ったデザートがとにかく豊富。1年間を通して気温の高い香港では、トロピカルな甘みたっぷりのマンゴーが名産なのです。
またビタミンCやビタミンA、食物繊維を豊富に含んでいることから、健康志向の高い香港でのマンゴー需要を押し上げているとか。
王道のマンゴープリンの他にも、タピオカや白玉入りのデザートや、かき氷、アイス、ジュースなど、お気に入りを見つけて。
自分用にも贈り物にも!
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おすすめ香港土産
①香港らしさたっぷりな「中国刺繍アイテム」
食べてなくなってしまうものよりも形の残るものをお土産にしたいという方におすすめしたいのは、中国刺繍アイテム。
光沢のある生地に、中国らしく派手な色使いのシノワズリやドラゴン、バラなど縁起のいい柄を刺繍した小物は、実用性もあってお土産にピッタリ♪
ハンカチやポーチなどの雑貨の他に、スリッパや外履きOKのサンダルなどがお土産に人気です。
中国で「おめでたい色」とされている赤い生地で作られた刺繍製品は、縁起物なので自分用にも買っておくと良いことがあるかも!?
②本場の味をお持ち帰り「中国茶葉&茶器」
どんな年代の人にも喜ばれる中国茶は、おみやげに最適♪
スーパーでも買えて、且つティーバッグで入れられる手軽なものは職場や友人へのバラマキ土産に、茶器の中でお花が咲く「花茶」は自分用に…など、用途によって選べるのも◎
中国茶の専門店なら試飲しながら選べるので、こだわりたい方はぜひ専門店に行ってみて。
茶器も一緒に揃えると、お家でも本格的な中国茶体験ができますよ。お店によって色や素材、デザインがたくさんあるので、気に入った物を見つけたら即買いがベターです!
③オーダーメイドで開運祈願「開運はんこ」
記念にもなる特別なお土産なら、オーダーメイドグッズはいかが?香港ではチャイナドレスなどの衣類の他にも、靴やバッグなど革製品のオーダーメイドも人気ですが受け取りまでに少し時間がかかるので、日本へ郵送してもらうパターンが多いです。なので、1〜2日で仕上がる「印鑑」のオーダメイドがイチオシ!
金運や愛情運などアップしたい運気で素材や書体を選び、職人さんが一字一字丁寧に彫って世界に一つだけの印鑑を作ってくれますよ。お値段は素材によって変わりますが、手頃なもので450HK$(約¥9,000)ほど。
ぜひ、開運アイテムをお土産にしてみては。
④レトロなパッケージが可愛い漢方アイテム「和興 白花油」
「和興白花油(ワコウハッカユ)」は、香港ではどの家庭にも一つはあるという万能オイル。レトロなパッケージも可愛くて、ドラッグストアやコンビニなど、どこでも気軽に買えるのでお土産にも人気のアイテム。
使い方も数滴とって患部に塗るだけで、とっても簡単!
メントールがスーッとして、鼻づまり、めまい、頭痛、筋肉痛、乗り物酔い、虫刺されのかゆみなどなど…何にでも効く万能薬です。
マスクに1滴だけ垂らして深呼吸すると爽快感でスッキリするので、花粉の季節や体調を崩したときにおすすめ。
夏はシャンプーやボディソープに軽く1滴垂らすと、頭も身体もスッキリして気持ちいいですよ♪
以上、ふじそらトラベルがおすすめする「香港観光の王道」でした。
ずらりと並べましたがお楽しみいただけましたか?
富士山静岡空港の香港便は午後出発なので、午前中にゆっくり旅行支度ができます。朝早く家を出発する必要もないので、当日にバタバタしなくて良いのもおすすめなポイント!
ぜひ、静岡から行く香港の旅にチェレンジしてみては。
それではまた( ˙³˙ )ノ”