新千歳空港スタッフがおすすめする、オールシーズン楽しめる北海道観光スポット10選

四季折々で様々な表情を見せてくれる北海道。その季節でしか楽しめないものも数多くありますが、今回ご紹介するのは一年を通して楽しむことができるスポットばかり。

道内7空港を運営する北海道エアポート(株)のスタッフさんに、札幌や小樽、登別温泉など北海道の代表的な観光地が多数集まる、道央エリアのおすすめスポットを教えて頂いたので、早速ご紹介します！

この記事は、北海道エアポート㈱のスタッフさんのコメントを基に、各店舗さんにご確認頂いた上で掲載しております。

※この記事の掲載内容は2023年3月現在の情報です。各施設の営業状況が変わっている可能性があります。最新の情報は、各施設にご確認ください。

札幌エリア

【その1】日本新三大夜景の 「藻岩山夜景」

札幌市に夜景観賞のイメージはないかもしれませんが、実は日本新三大夜景に選ばれているほどの絶景を見ることができるんです。石狩平野一面に広がる、きらめく光の絨毯をご堪能ください。

名月スポットとしても知られていて「日本百名月」の認定登録地に指定されています。夜景と名月、どちらも息を呑む美しさです。

展望台やレストランがある山頂までは、中腹まではロープウェイ、その後は徒歩かミニケーブルカーで登ることができます。また、お車でも中腹までは有料の観光自動車道で上ることも可能です(冬期は通行止め)。

【その2】絶景を楽しみながら旬の味覚を味わう「THE JEWELS」

【その1】でご紹介した藻岩山山頂にあり、人口200万人を誇る大都市・札幌を見渡すことができる展望レストラン。藻岩山からのキラッキラの夜景を眺めながらのディナーは格別です。

北海道の四季の食材を使ったフレンチベースのコース料理がメイン。おいしい料理と洗練されたサービスは、藻岩山から望む夜景の美しさをさらに引き立ててくれます。

大切な人との特別な一日に、ゆっくりと過ごしてほしい場所。愛を誓うオリジナル南京錠がセットになったプランなど、恋人の聖地・もいわ山にあるレストランならではのサービスもある、札幌で一番オススメしたいデートスポットです。

【その3】北海道が誇る歓楽街「すすきの」

東京の歌舞伎町や福岡の中州と並ぶ三大歓楽街の一つ「すすきの」。観光客にも人気で、B級グルメから極上の海鮮やラム肉など、あらゆるジャンルの飲食店が揃っています。北海道の夜を楽しむなら、すすきので決まり！

ビルの屋上に建つ観覧車「ノリア」は、すすきののランドマーク的存在。他にもアミューズメント施設や近年人気のサウナ施設もあり、滞在中は飽きることなく楽しめちゃいます。

北海道名物「スープカレー」や札幌発祥の流行で、飲んだ後に締めくくりで食べるパフェ「シメパフェ」など、北海道グルメが一堂に集まっているので、食べ歩きにもぴったりです。

【その4】明治時代から続く札幌市民の台所 「二条市場」

125年以上の歴史を持つ「二条市場」は、札幌の中心街に近い場所にある市場。大通公園やすすきのからも徒歩圏内にあるので、気軽に訪問することができます。

カニやホッケ、メロンを始めとした北海道の産物を市場価格で扱い、地方発送できる店舗が揃っています。さらに海鮮やフルーツなどを味わえる飲食店もあるので、観光客にも人気のスポットです。

二条市場の西側を流れる創成川は、公園も整備されている市民憩いの場。二条市場から札幌のランドマーク「テレビ塔」までは、創成川沿いを歩いて350メートル程なので、買い物やお食事の後に創成川散歩を楽しんではいかがですか。

【その5】工場見学とアミューズメント施設が楽しめる「白い恋人パーク」

北海道銘菓といえば、「白い恋人」が有名ですね。その白い恋人を製造する工場が、アミューズメント施設と併設されている「白い恋人パーク」。初夏のバラ園、冬のイルミネーションなど、四季折々の美しい景色が楽しめます。

白い恋人やバームクーヘンTSUMUGIの製造過程を見ることができる「チョコトピアファクトリー」や、オリジナルのお菓子作りが体験できる「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」などもあり、お子さまもたっぷりと楽しめる場所です。

休憩には、優雅な雰囲気の「チョコレートラウンジ・オックスフォード」へ。チョコレートを中心としたスイーツやドリンクが揃っていて、ティータイムにぴったり。庭園や札幌の山々を一望できる窓側の席がおすすめです。

【その6】ビール好きにはたまらない！「サッポロビール博物館」

明治時代の貴重な建造物内にある、日本で最も歴史のあるビール博物館。なぜ札幌にビール産業が興り発展したのか、気になりませんか？プレミアムツアーでは、北海道開拓の歴史からサッポロビールへと引き継がれた伝統と志を学ぶことができ、またここでしか飲めない貴重な復刻札幌製麦酒が味わえますよ。

※プレミアムツアーは有料で事前予約が必要。無料の自由見学もあります。

見学の後には、隣接建物内の「サッポロビール園 開拓使館」で腹ごしらえ。明治の面影を残す趣あるレンガ造りの建物で、生ビールと北海道名物・ジンギスカンをいただきましょう！

北海道銘菓やジンギスカンセット、オリジナルグッズなど、人気の商品が揃ったショップでのお土産選びも楽しみの一つ。レンガ造りの煙突や高く積まれた大樽など、フォトスポットとしても有名なので、お酒を飲まない人も一見の価値ありです。

小樽エリア

【その7】話題のネットドラマに登場した「小樽天狗山」

小樽市のシンボル的存在の「小樽天狗山」。北海道をメイン舞台とした、今話題のネットドラマの中でも登場しており、若者たちで賑わっています。

標高532.4mの山頂には、ロープウェイで登ることができるんです。小樽の街並みを眺めながら、約4分間の空中散歩をお楽しみください。

山頂からは小樽の街並みを一望することができます。豊かな自然に囲まれていて、一周約20分の山頂周遊散策路も人気。散策するなら、歩きやすい靴でお出かけくださいね。美しい自然と絶景に癒されます！

洞爺・登別・室蘭エリア

【その8】洞爺湖での記念撮影ならココ！「サイロ展望台」

洞爺湖の西岸にある展望スポット「サイロ展望台」。国立公園である洞爺湖を始め、中島、有珠山、昭和新山などを一望できます。モニュメントもあるので、ここでの記念撮影がおすすめ！

春から秋には遊覧ヘリでのスカイクルージング、冬はウインターアクティビティなど、四季折々の北海道を満喫できる体験も可能です。

ここには北海道や洞爺湖の土産を始め、サイロ展望台オリジナルのスイーツや化粧品なども揃っています。ティータイムには、敷地内にあるテイクアウトカフェ「cafe balher」へ。コーヒーゼリーが絶品です。※冬期は休業ですのでご注意下さい。

【その9】名湯として名高い温泉地「登別（地獄谷）」

「登別地獄谷」は、日和山の噴火活動によってできた爆裂火口跡で、名湯・登別温泉最大の源泉です。泡を立てて湧き上がるその姿は、まるで地獄のよう…が地獄谷の名前の由来。いつ来ても迫力ありますが、やっぱり雪を被っていない時期は「地獄」のような雰囲気が分かりやすく、歩きやすいのでオススメです。

1つの温泉から多彩な泉種を持つ登別温泉は、「温泉のデパート」との異名を持っています。日帰り入浴ができる宿泊施設や温泉施設、自然の川を利用した足湯などもあるので、様々な泉種の温泉を巡ってお楽しみください。

登別温泉街には「地獄」グッズを扱う土産店や、名物の登別閻魔やきそばや地獄ラーメンなどを味わえるグルメスポットも。迫力あるヒグマを間近で見られる「のぼりべつクマ牧場」もあって、見どころがいっぱいです。

【その10】フォトジェニックな「室蘭工場夜景」

三方向を海に囲まれた室蘭市は、北海道でも有数の工業湾岸都市。豊かな自然と工場群の灯りが、工場夜景スポットとして人気です。日没と共に輝きを増して、昼間とは違った幻想的な雰囲気が楽しめます。

公園や道の駅など、夜景スポットが室蘭市内にはたくさんあり、様々な表情の夜景が楽しめるので、思わず写真を撮りたくなります。オススメの時間帯は「マジックアワー」と呼ばれる夕暮れ時です。

工場の夜景を間近で眺められるナイトクルーズも運航しています。白鳥大橋と工場の夜景を間近で眺められるのはクルーズだけ。船上からの迫力ある夜景をお楽しみください。

グルメに温泉、絶景と、わくわくするスポットが集まった道央エリア、いかがでしたでしょうか。今回はエリア別にご紹介しましたので、気になるスポットが見つかったら、ぜひ北海道旅行の計画にお役立てください。

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