你好(ニーハオ)!ジンです。
今年の秋に、外国籍の観光客に対しても短期観光の受け入れを再開した台湾。日本から飛行機で3〜4時間で行ける身近な旅行先でしたが、2020年からのコロナの流行によって、行けなくなってから、今に至るまで本当に長かったですね。この記事では、ずっと旅行を楽しみにしていた皆さんの為に、僕が集めた台湾渡航の最新情報をお届けします。
※こちらのブログは2022年12月時点での情報をもとに作成しております。
台湾入境にPCR検査、ビザは必要なし!
現在は観光目的で台湾へ行く場合、ビザの申請、ワクチンの接種義務、到着時のPCR検査、強制隔離、入境検疫システムへの登録、非常時に連絡が取れる台湾の電話番号の提出は廃止されました。コロナ前とほぼ同じ手続きでの入境が可能になり、驚くほどスムーズに入境できますよ!
コロナ前と違うのは「自主健康管理(自主防疫)7日間」があること


台湾に入境時に国際空港管制区内で、抗原検査キットが4回分無料で配布されます。「自主健康管理7日間」を簡単に説明すると、到着後の7日間、2日に1回自分で抗原検査キットを使って陰性かどうかを確認することで(2歳未満は検査免除)、外出継続が可能になるという期間です。
陰性であれば報告はいらず、 7日目以降は検査不要です。また、使用しなかった抗原検査キットの返却も不要なので、煩わしさはなく、自分の健康状態を無料でチェック出来るのは有り難いですね。
自主健康管理期間中に押さえておきたいルール


自主健康管理の場所は、原則「1人1室」(独立のトイレ・バス)を条件に、自宅或いは親族・知人宅又はホテルとしますが、観光ツアーや団体旅行、また個人旅行でも同一の旅行日程における同行者は同室での滞在が可能です。しかし、病院の付き添い、見舞いは禁止。緊急でない診療や検査はできれば延期し、介護施設を訪問することは避けましょう。
台湾観光再開に伴う 台湾防疫旅⾏ガイドラインをご覧ください。
台湾防疫旅⾏ガイドラインはこちら→
出典:台湾観光局
台湾渡航準備と入境の流れ


ここからは、渡航前に準備しておくべきことから入境の流れをまとめましたので、事前に読んで不安を取り除いて下さい。
渡航前
海外旅行保険に加入


台湾旅行中に新型コロナウイルスに感染した場合、検査や医療費、隔離する為にかかる費用など全ては渡航者の負担となります。海外旅行保険に入っていなかった為に、コロナに限らず病気やケガ、盗難被害などにより多額の損害を被った旅行者も多いので、渡航前に海外旅行保険に加入することをお勧めします。
出典:外務省海外安全ホームページ
海外旅行保険加入のおすすめ(外務省海外安全ホームページ)はこちら→
健康管理の徹底
到着日から遡り14日以内にコロナウィルスの陽性反応が確認された場合、入境時に自己申告をする必要があります。また、日本出境前にPCR検査で陽性と診断された場合は、検査日から5日間は台湾に入境する飛行機に搭乗できません。日頃から健康管理を徹底して、予定通りに台湾旅行を楽しめるようにして下さい。
到着後
便利になった!入境カードの記入


現在、台湾で提出する入境カードは、オンラインと紙のカードのどちらか選択することができます。機内などで急いで記入する必要がなくなりましたので、僕は日本にいる間にオンラインで事前申請をすることをおすすめします。
オンラインで事前申請をした場合、入境審査官にパスポートを渡す時に「Online arrival card(オンライン入境カード)」と伝えるとスムーズです。
その後は、審査官の指示に従って指紋採取と顔写真の撮影をし、入境スタンプをもらえば入境できます。
入境カードオンライン申請についてはこちら→
(参考サイト:内政部移民署 Online Arrival Card)


入境の際にコロナ前と違うのは、先程ご紹介した「抗原検査キット4回分の受け取り」があることだけです。2022年10月13日以降、無症状の観光客は、公共交通機関等の利用も可能になりましたので、移動も心配いりません。
台湾でコロナウィルスに感染した場合
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抗原検査キットの検査結果が万が一陽性だった場合、下記の医療機関一覧から最寄りの病院でオンライン診療を受けて下さい。その際には、医師に抗原検査キットの陽性結果を見せる必要があります。オンライン診療に不安がある方は、公共交通機関を使わずに(旅行者は基本的に徒歩)、最寄りの病院に行って診察を受けることが可能です。その場合は、ジッパーまたはビニール袋に抗原検査キットを入れ、密封した状態で医療機関まで携帯するようにして下さい。
外国人がリモート受診・治療できる医療機関一覧はこちら→
(参考サイト:外籍人士視訊看診或就醫之醫療院所名單 台湾衛生福利部疾病管制署)
医師の診断後、医療スタッフあるいは衛生機関の指示に従い、強化型防疫旅館または集中検疫所で5日間の療養を行います。満5日間の療養が終了した後、簡易抗原検査キットによる検査が陰性であれば外出可能です。陽性の場合は、自主健康管理を行いますが(最大7日間)、その後の検査が陰性の場合は早めに自主健康管理を解除できます。
越境(海外)旅行に関する注意事項はこちら→
(参考サイト:台湾交通部観光局)
皆さんにはこのような経験をして頂きたくないので、コロナウィルスには感染しないことが1番!日本に比べて規制が緩くなり、自由が増えた台湾ですが、感染対策を徹底しながら台湾旅行を楽しんで下さいね。
現在の台湾の様子


台湾の感染者数の減少傾向が続いており、市民生活もほぼ回復していることから、2022年12月1日以降、屋外でのマスク着用義務が撤廃されました。しかし、実際は現在も屋外でマスクを着用している人の方が圧倒的に多いです。
飲食店等の時短営業と公共の場での強制検温はなくなりましたが、今でも検温とアルコール消毒を徹底している施設やお店がたくさんあります。
帰国時
新型コロナワクチン接種証明書(3回接種)があれば陰性証明書の提出必要なし!
現在は、新型コロナワクチン接種証明書(3回接種)を持っている場合は、検査証明を提出する必要はありません。有効なワクチン3回未接種の場合は、出境前72時間以内に検査を受けた新型コロナウイルス陰性証明書の提出が必要なので、ご注意下さい。
入国手続きオンラインサービス「Visit Japan Web」の登録
「Visit Japan Web」とは、入国手続き「検疫」、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができるサービス。この登録をしておくことで、空港の手続きをスムーズに済ませることができます。
※渡航前に必ずご自身で最新情報を確認の上、ご出発下さい。
ご紹介した通り、台湾は入境規制が緩和され、以前よりかなり渡航しやすくなりました。渡航の際には、ぜひコロナウィルス感染対策を十分にして、思い切り旅行を楽しんで下さい。
今回の記事を参考に、皆さんが安心して台湾旅行に行けることを願っています。
次回は富士山静岡空港から行く、台湾のモデルコースをご紹介しますので、お楽しみに!
※2023年1月現在、静岡ー台湾便は運休しています。再開次第お知らせいたします。