台湾高雄出身の「ジン」の台湾の歩き方‐vol.2 2次交通と桃園周辺観光篇

こんにちは。台湾高雄出身のジンです。第2回目の記事では空港から市内へのアクセスと台湾内で5番目に大きな都市「桃園」のおすすめの観光地とグルメを紹介します。この記事で桃園空港や、都市の台北にも近い桃園の魅力を知って頂ければ嬉しいです。

もくじ

市内へのアクセス・2次交通を案内!

前回の記事では、桃園空港の楽しみ方をご紹介しました。では、桃園空港からどのように市街地へ向かえばいいのか、いくつか方法をご紹介します。

①ホテル送迎専用車チャーター(事前申し込みが必要、台湾観光初心者に一番おすすめ!!)

桃園空港を出る際に荷物を預かってもらい、そのまま車に乗車してホテルへ送迎します。

料金が少し高いですが、日本語ガイドプラン付きが選べるので、初めて台湾に来た方にとっては安心なプランです。

▶詳しくはこちら

②タクシーを利用する

写真提供:桃園空港

桃園空港タクシーの料金の一例をご紹介します。

桃園市内のホテルまでの料金はおおよそ800NT$。台北までは1,500NT$です。

値段は高いですが、①の専用車チャーターと違って、予約しなくてもホテルに直接送迎してもらえて、本当にラクです。

1階の到着ロビーを出たところにタクシー乗り場がありますので、そこから乗車しましょう。観光客が多くてタクシーがない場合もあるためご注意ください。もしタクシーがなくなった場合は③で紹介する空港MRTを使ってください。

▶空港タクシーについて詳しくはこちら

③空港MRTを利用する

交通費を安くしたい方にはMRT(メトロ)がおすすめ。僕はよくMRTを使ってます。 

2016年3月に正式開通した桃園空港のMRT。

金額は桃園市の中心部でホテルも多くある「環北駅(かんほくえき)」までは55NT$。「台北駅」まで150NT$です。

普通車(各駅停車)と直達車(快速)があり、桃園国際空港第1ターミナルから桃園市中壢区の環北駅まで直達車で27分、第2ターミナルから23分。6時〜23時まで、約15分間隔で運行しています。他の旅行者の方もよく使っています。

▶桃園空港MRTの案内はこちら

自然が豊かな「桃園市」

桃園市は、台湾の西北部にあり、北部都市圏と隣接しています。名前はかつて移民だった客家(ハッカ)人が多くの桃の木を植えていたことに由来します。名前通り、桃が名産で、稲作と台湾茶などの農作が盛んです。

市内は台湾の玄関口「桃園国際空港」があり、鉄道と高速道路が通る交通の要地です。 桃園の北部は工業地帯として発展しています。静岡県に例えると浜松市と似ていて、雰囲気は少し落ち着いた町です。

ジンがおすすめ!桃園人気の観光スポット

桃園市は自然が豊かです。面積のほとんどが丘陵地と台地からなっており、雄大な自然とバロック建築のレトロな街並みが見どころ。

※桃園を周るのには車が便利。日本語ガイド付きのレンタルタクシーがおすすめですよ。

では、実際に僕が訪れたことのある桃園の人気観光スポットをご紹介します。

1.まるでジブリの世界感…!「拉拉山風景區」

桃園は、以前台湾原住民・泰雅族(タイヤル族)の活動場でした。

拉拉(ララ)はタイヤル族の言葉で「美しい」という意味をもっています。東南アジア最大級のヒノキの群生地である拉拉山は、豊かな動植物の生態系が残されていて、巨木が立つ森、高山の絶景、季節の果物などの魅力がたくさんあります。

2.写真を撮るのが楽しい「大渓老街(タイケイロウカイ)」

桃園のフォトジェニックな観光スポット・大渓老街(タイケイロウカイ)は、かつて水運の街として栄えた、歴史あるレトロな商店街です。

木材・米・塩などの物資を運ぶ物流拠点として、多くの商人たちが往来する重要な場所でした。

昔の台湾の面影が残っているバロック様式の建物と、上部にほどこされたレリーフが美しいです。ドラマの撮影地にもなっています。

僕のオススメの過ごし方は、散歩して、大渓豆干(後でご紹介します)を食べ歩きすることです。

3.桃園の山と町並みを眺望できる「石門水庫風景區」

堤高133m、堤頂長360mの台湾最大のダムです。ダム本堤と洪水吐が完全に離れた場所にあるロックフィルダムです。日本のダムで似たようなものを探しましたが、同じロックフィルダムである長野県の牧尾ダムというダムが似ていました。

ここでは大規模な商業的開発が行われなかったため、自然や生態が残されているといわれています。1年を通して湖と山の風景が観賞でき、ダム敷地内では公園やサイクリングロード、遊覧ボートなどが楽しめますよ。

桃園の観光地一覧はこちら

桃園の観光地をGoogleマップにまとめました。是非ご覧ください!

マップを見る

ジンがおすすめする桃園グルメ

桃園は山、台地と丘陵が多く、平均気温が低い環境のため、温帯のフルーツや、高山茶が収穫できる理想的な環境です。なお、昔の中国から移住した「客家(ハッカ)」という民族がいて、おいしい客家(ハッカ)料理も味わえます。

1.糖度が高くておいしい!「拉拉山水蜜桃」

拉拉(ララ)山境内は農家が多く、山には地元の農民が植えた野菜や果物がたくさんあります。一番有名なのは「拉拉山水蜜桃(桃の品種の名前)」。高原に位置しているので、良質の土壌と低い気温は温帯フルーツの栽培に理想的な環境であり、拉拉(ララ)山で育てた桃は味が美味しいうえに、価格が安いです。

2.お茶の苦味が苦手な方は「桃園高山烏龍茶」を!

桃園は丘陵や山が多くあり、有名なお茶の産地。標高1,500m以上の場所で収穫された「高山烏龍茶」がおいしいです。一口飲むと、爽やかな味と香りが広がり、苦味がほとんどなく、「お茶の苦味がダメ」という方もおいしく飲めます。

桃園・新北(しんぺい)地区には石門ダムがあるため、農薬を使用することができず、お茶を有機栽培しています。おいしいだけでなく、健康志向の方にもおすすめです。

3.僕の大・大・大好物「大渓豆干」

「豆干(ドウガン)」は豆腐から水分を抜いた、干し豆腐です。桃園の地区のひとつ「大渓(ダイケイ)」は山から流れる良質な水があり、良質な豆腐を生産するための最良の基盤となっていて、水分が抜けた豆干は柔らかく、弾力のある食感に仕上がっています。

大渓老街に多く有る豆干屋さんの中で、僕がお気に入りのお店は、創業100年以上の老舗「黃日香」です。

醬油、砂糖、五香粉(中国や台湾の一部でよく使われるスパイス)。甘くエキゾチックな香りがします)の味付けの豆干です。

黃日香では出入り口付近に豆干が煮込まれているお鍋が置いてあって、店先からカラメルと醬油のい〜い匂いが漂ってくるんです。僕はこの匂いが大好きで、通るたびつい買ってしまいます!

僕はテイクアウトで歩きながら豆干を食べることが多いですが、テラス席で食べることもOKですよ。

▶黃日香のお店はこちら(Googleマップ)

4.桃園の郷土料理「客家(ハッカ)料理」

桃園市には、中国梅州市周辺の四県と呼ばれる地域から移り住んだ「客家(ハッカ)人」が多く、客家料理店が多く存在します。

本場の客家料理と違って、台湾では干しイカや干しエビが入手しやすく、台湾独特の客家料理を楽しめます。

①客家小炒(カージャーシャオツァイ、ハッカ炒め)

干しイカ、干し豆腐、ネギ、芹菜、椎茸、唐辛子などの炒め物です。台湾客家料理の中でもよく知られています。

②梅菜扣肉(メイガンツァイコウロウ) 

豚肉と漬け菜で作られる、塩辛い味付けの蒸し料理です。

③炒粄條(チャオバンティアオ) 

粳米(うるちまい)で作ったうどんを炒めた料理です。うどんよりも柔らかく、日本の食べ物に例えるとほうとうと似ています。

桃園に行った際は、ぜひ食べてみてください!

今回は、台湾の都市・桃園のみどころやグルメを紹介しました。

今後、ふじそらトラベルでは台湾人のわたしが、静岡の方が特に楽しめる他の台湾エリア観光地をピックアップしてご案内します。次は台湾の人気観光地、台北についてご紹介する予定ですので、お楽しみにしていてください!

※2022年10月現在、静岡ー台湾便は運休しています。再開次第お知らせいたします。

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この記事を書いた人

偶然ガイドの仕事で静岡に来て、静岡が好きになった台湾人です。ふじそらトラベルの情報発信して台湾の文化、食、美しさを静岡県民にもっと知ってもらいたいと思い、お互いの架け橋になるために頑張ってます。

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