韓国ソウル出身「ジュン」のディスカバー韓国vol.2  ソウル特別市編

アニョハセヨ。ふじそらトラベル特派員のジュンです。今回は韓国の首都であり最大の都市である、私の出身地ソウルについての紹介と、ソウルを旅行する際に知っておくと役立つ情報をお届けします。

これを読んでおけばソウル旅行へ一歩前進!今後紹介するソウルのお勧めエリアなども、位置関係を含めてイメージしやすくなると思うので、最後まで読んでみて下さいね。

もくじ

ソウルの規模は東京都と似ている?!

ソウルは韓国全体の人口の約2割が住んでいる韓国最大の都市。東京都と比較してみると、ソウルは605.25 km2の面積に住人が950万人に対して、東京都は627.53 km2の面積に住人が965万人。区の数もソウルが25区に対して東京は23区なので、よく似ています。

3つのエリア別に見たソウル

エリア毎に特徴が違うので、ソウルの中心を流れる漢江(ハンガン)エリアと、北側の江北(カンブク)エリアそして南側の江南(カンナム)エリアの3エリアに分けてソウルをご紹介します。

ー 江北(カンブク)エリア ー 歴史と現代が共存するエリア

ソウルは北の方から発展した為、このエリアにはよく知られている観光地がたくさん。代表的な中心地は鍾路(チョンノ)区、麻浦(マポ)区、龍山(ヨンサン)区で、古宮や歴史的文化財等を楽しむことができます。

テレビ番組や韓国ドラマで登場する、明洞(ミョンドン)や梨泰院(イテウォン)等、昔からの繁華街等も集まっているので、観光や食べ物、ショッピングも楽しめる、初心者におすすめしたいエリア。どこに行こうか迷ったら、まずは江北エリアへ行ってみて下さい。

ー 漢江(ハンガン)エリア ー  思い思いに過ごすみんなの憩いのエリア

漢江は川(江)としては韓国2位の長さで、全長494km、平均幅1.2kmの大きな川(江)。川沿いにはお洒落なカフェやレストランもあり、夜にはソウルの夜景を楽しめるので、韓国の人達に愛されているデートスポットです。

景色を楽しみながらピクニックをする人、ランニングやサイクリングをする人も多いエリアで、私の両親は毎晩ここを散歩しています。I SEOUL Uのモニュメントと川の雰囲気は、日本の神戸にあるメリケンパークや港に似ていて素敵ですよ。

ー 江南(カンナム)エリア ー 流行の先端をいく高級エリア

江南と言えば江南(カンナム)区、瑞草(ソチョ)区、松坡(ソンパ)区の江南三区。中心地には高層ビルが立ち並ぶビジネス街、芸能事務所やハイブランドショップが多い街です。

PSYの世界的ヒット曲「江南スタイル」でも知られている高級エリアで、この地区を舞台に描いたお受験戦争ドラマ「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」も有名になりました。

韓国を代表するK-POPのキャラクターが並んでいる「韓流スター通り」や、韓国の大手芸能事務所を見に行くのもお勧め。敷地内に入場はできませんが、運が良ければ事務所に立ち寄る芸能人に会えるかも?

知ってて損はない、ソウル旅行お役立ち情報

続いて、皆さんが安心してソウル旅行に行けるように、緊急時の相談先、現地のクレジットカード事情、そして交通機関の利用方法についてお伝えします。

1.困った時は、「120タサンコールセンター」に相談

ソウル市が運営する総合電話案内・相談センター「120タサンコールセンター」は、ソウル市の交通案内や観光情報、さらにはコロナについてまで日本語で問い合わせることができます。元々はソウル市に住む人に向けたサービスなので、現地の人も生活情報などの問い合わせに気軽に利用しているサービスです。

質問例

  1. 今◯◯にいますが、△△にバスで行くためには、何にどこから乗れば良いですか?
  2. 今◯◯にいますが、コロナの検査はどこで受けられますか?

など。

海外で携帯電話を利用することになりますが、緊急時にこちらを利用できると知っておくと安心ですね。他にもTwitterで問い合わせることも出来ますが、主に韓国語対応の為、返信に時間がかかる場合もあります。

日本語対応時間:月~金 09:00-18:00 (祝日を除く) ※韓国語は24時間対応

利用方法

電話の場合

①局番なし120にかける(ソウル市外からは、02-120)
②韓国語の案内放送が流れたら、外国語サービスの9を選択
③外国語サービス内で希望する言語、日本語3を選択
④各相談員に繋がる。

Twitterの場合

相談内容を「タサンコールセンター」のTwitterアカウント(@120seoulcall)にメンション、またはダイレクトメッセージを送信。

日本語版のホームページはこちら→

2.持参すべきクレジットカードの種類

前回、空港編の記事でお伝えしましたが、韓国はキャッシュレス社会が進んでいる為、現金よりもクレジットカードがお勧め。私は念の為、現金も少し持ち歩くようにしていますが、圧倒的にクレジットカードを利用する機会が多いです。しかし、中には韓国であまり利用できないカードもあるので、カード選びに迷ったら「VISAカード」や「MasterCard」、そして「AMERICAN EXPRESSカード」をチョイス。

前回記事はこちら※前回記事にリンク

3.交通機関の利用方法

ソウル旅行でバスや地下鉄を利用する人は、「交通カード」購入をお勧め。日本でもSuica等の電子カードが普及していますが、現在韓国では、9割以上が交通機関を利用する際に、交通カードを利用しています。

観光客でも地下鉄内にある自販機やコンビニで簡単に購入やチャージができますし、乗り継ぎをした時に得をするので、思い切って購入しちゃいましょう。使い切らなくても残額をコンビニで返金してもらうことも出来るので安心ですよ(返金上限3,000円)。

地下鉄に乗る場合

日本と同様、改札口の読み取り部に交通カードをかざします。ソウルの地下鉄は全て1つの会社が管理している為、路線図もシンプルでわかりやすいです。

ですので、目的地周辺に駅がある場合は、私もいつも迷わず地下鉄を選択。駅では日本語表記もよく見かけますのでご安心下さいね。運賃も日本と比べてかなり安く、市内の観光地を移動する程度でしたら片道150円くらいで乗車できますよ。

バスに乗る場合

バスによって基本料金は違いますが、ソウルでは1回目に乗車する場合の基本料金は、距離に関係なく大体120円くらいです。その後乗り継ぐ場合には、5キロあたり約10円の距離毎の追加料金となる為、乗り継いだ後はかなりお得になります。

バスに乗る時と降りる時に、読み取り部に交通カードをかざすのですが、降りる時にそれを忘れると、乗り継ぎをした時に割引の適用ができませんのでご注意を。

路線図や乗車するバスを見る時は、色に注目するとわかりやすいです。緑色は地下鉄の駅へ行ったり、他のバスに乗り継ぐ為に回るバス。青色はソウル市内を回るバス。赤色はソウル市外周辺の街まで回るバスと色別されています。運賃は地下鉄よりもさらに安いので、気軽に利用出来ますよ。

いかがでしたか。これを読んだことによって、より具体的にソウル旅行のイメージをして頂けたら嬉しいです。次回は、ソウルの有名な観光地について詳しくご紹介します。お楽しみに!

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この記事を書いた人

アメリカで出会った日本人の妻と息子と3人で、静岡の大自然の中で生活しています。出身地のソウルも好きですが、私は日本食と温泉とこの澄んだ空気がとても好きです。日本に移住してもう8年。気づけばアラフォーですがまだまだオッパ(お兄さん)でいたいです。よろしくお願いします。

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