


こんにちは。富士山静岡空港の富士田ソラミです。
LCC「香港エクスプレス」の静岡⇔香港便が新規就航して、2025年6月で早くも半年。香港からたくさんのお客様にご利用いただき、私たち空港職員も嬉しい気持ちでいっぱいです。もちろん、静岡からも多くの方に香港旅行を楽しんでいただけたらと思っております!
ということで、今回は私が先日仕事で訪れた香港をレポート。2025年ならではの観光情報を交えながら、今の香港をモデルコースとしてご紹介します!
※この記事の掲載内容は2025年6月時点の情報です。最新の情報は各施設にご確認ください。
2025年の香港は西九龍文化地区に注目!


香港の九龍地区といえば、昔ながらのごちゃごちゃした街並みや女人街・骨董市を思い浮かべる方も多いかと思います。ですが、コロナ禍の間に再開発が進んだ「西九龍文化地区」は、今や世界トップクラスのアートスポットへと変貌を遂げました。
静岡や東京でも味わえないスケールの美術館やショッピング施設が並び、芸術だけでなくショッピングやグルメも楽しめます。
「アートには興味ない」という方も、ぜひ一度訪れてみてください。きっと非日常の体験でリフレッシュできますよ。
「M+(エムプラス)」で最先端のアート体験


西九龍文化地区で外せないスポットが、アジア最大級のビジュアルアート美術館「M+(エムプラス)」。2021年にオープンし、映像作品のコレクションやデザイン空間を使ったインタラクティブな展示が充実しています。1階の「Mediatheque」では映像作品を自由に楽しめるほか、館内の大階段(Grand Stair)は上映会やトークイベントにも使われる開放的な空間です。


ピカソなど人気の近代絵画のほか、最新の映像やテクノロジーアートも楽しめます。芸術に詳しくないんだけど…という方もご心配なく!


ミュージアムショップやレストラン、香港のスカイラインを一望できるルーフガーデンもおすすめです。
お楽しみのランチは香港発の超人気点心専門店「DimDimSum」へ


ランチは旺角にあるDimDimSumへ。Mプラスからタクシーで15分です。日本でも行列のできるお店ですが、さすが本場は違います!地元の人にも観光客にも大人気。注文が入るたびに蒸しあげられる点心はどれも熱々で、もちもち、ジューシー。本場ならではのスピード感と活気ある雰囲気の中で、本格的な味を楽しめるのが魅力でした。まさに“香港に来た”と実感できる体験でした。




食後は、いよいよスターフェリー乗り場へ。香港島へ渡ります。
老舗「蘭芳園」のミルクティーとパイナップルパン!
さて、香港港に来たら絶対に外せないのが、私の大好きな「蘭芳園」のミルクティー!あのまろやかさとコクは、やはり他では味わえません。今回の訪問でも、迷わず注文。さらに今回は初めて「パイナップルパン(菠蘿包)」もいただきました。






それより、そもそもなんでパイナップルパン…?
夕暮れのビクトリアピークへ
香港一の人気スポット、ビクトリアピーク。ピークトラムに乗って行きたいところですが、トラムが激混み情報があるので街をプラプラ歩きながら、タクシーを拾ってビクトリアピークへ行くことにします。
所要時間は約15〜20分、料金は渋滞がなければHK$90〜110(約1,700円前後)。トラムよりも快適で早く、頂上のスカイテラスや展望台に直行できるのが魅力です。
※ 今回はピークギャラリア(3階に無料の_展望テラスあり)までタクシーで行きました。
帰りのタクシーもここで拾うと便利です。






私は日暮れ前後の時間帯がいちばんのお気に入りです。早めに着いて、日暮れから夜までの時間を楽しみましょう。ロマンチックな空と、キラキラ輝くビル群のコントラストに、感動します。
九龍・女人街のナイトマーケットを散策
ビクトリアピークの夕景を堪能したら、再び九龍へ。地下鉄で旺角駅へ向かえば、ちょうど女人街のナイトマーケットがにぎわう時間帯です。特に買い物の予定がなくても、歩いているだけで気分が上がるのがこのエリア。まさに「香港らしい空気」が味わえる場所です。




香港でも人気の町中華「楚撚記大排檔」で ディナー
ナイトマーケットを散策したあとは、いよいよディナー!
女人街から徒歩圏内の人気店「楚撚記大排檔(チョーランゲイダイパイドン)」へ。屋台スタイルのこのお店は、海鮮炒めや土鍋ご飯が絶品。おすすめです!お店の前には行列ができていましたが、待つ価値ありの美味しさです。深夜まで営業しているので、夜遅くの食事にもおすすめ。ビールも進みます。










庶民の味が楽しめる、「街中華」が嬉しい。私が頼んだのは海鮮 炒めやアツアツの土鍋ご飯。絶品でした! お店は深夜まで営業していて、お酒もおいしく飲めました。おすすめのお店です。ずーーーっと飲んでいられます。
ちなみに…
実は、今回の私のイチ推し香港グルメは朝粥でした。食べ過ぎ・飲み過ぎの楽しい香港出張でしたが…そんな出張の癒やしは朝のお粥。皆さんも香港で食べ過ぎたら、朝粥をぜひ!


富士山静岡空港から香港へは週3便運航中!
現在、香港エクスプレスは火・木・土の週3便を運航中。
富士山静岡空港から直行便で約4時間半、あっという間に香港に到着します。
便のスケジュールは以下の通り
- 静岡発:14:45 → 香港着:18:05
- 香港発:08:55 → 静岡着:14:00
おすすめは、土曜出発〜火曜帰国の3泊4日プラン!
平日2日だけお休みを取れば、ゆっくり香港を楽しめますよ。
詳しくは富士山静岡空港や、香港エクスプレスの公式サイトをぜひご覧ください。


まとめ
静岡では味わえない、国際都市・香港の魅力。
そして、懐かしくも新しいアジアの風景を感じに、週末+αでぜひ訪れてみてください!富士山静岡空港から、香港がぐっと身近に。皆さまもぜひ「今の香港」を体験してみてくださいね。
再見(ヂョイ・ギン)!