アニョハセヨ。ふじそらトラベル特派員のジュンです。今回は国が認定したソウル7観光特区をご紹介。観光特区を知っていることで、ソウル旅が安心・快適な旅になりますので、ぜひこの機会に各エリアのポイントを抑えて下さいね。
観光の準備万端な「観光特区」へ行こう!
観光特区は、観光案内施設や、宿泊施設などが十分に備えられ、観光需要を満たすことが出来る、国(文化体育観光部)が認定した観光地のことをいいます。
特区は標識も多言語対応だから安心ですよ!
ソウル7観光特区のそれぞれの魅力
現在、観光特区に認められているのは7エリア。
7区ある中で、特に私が親しみがあるのは、学生時代によく行った鍾路(チョンノ)・清渓(チョンゲ)エリアと私が育った江南(カンナム)エリアです。
では、それぞれの魅力をたっぷりご紹介していきます。
1.梨泰院(イテウォン) -人気韓国ドラマで有名な国際豊かなエリア-
同じエリアに米軍基地があることから、外国人向けのショッピングストリートから始まり、今では世界中から外国人が集まりお店を開いているので、世界各国の料理やナイトライフを楽しめるエリア。
韓国ドラマ「梨泰院クラス」で一躍有名になりましたが、今年日本で「六本木クラス」としてリメイクされ、再ブレイクしましたね。
カフェから居酒屋まで、味のある個人店がたくさんあるので、私も友人と集まる時に行ったりしていました。
2.中区(チュング)-外国人観光客人気No.1エリア-
歴史が残っていて、ショッピングからグルメまで韓国旅行の王道が楽しめるエリア。
ブティックや韓国コスメ、屋台や露店に興味がある方は、明洞(ミョンドン)。歴史ある市場で食べ物から衣類・雑貨までを楽しみたい方は、南大門(ナムデムン)。グルメや飲み屋まわりをしたい方には北倉洞(プクチャンドン)、茶洞(タドン)、武橋洞(ムギョドン)がお勧めです。
3.東大門(トンデムン)-ファッションナイトマーケットエリア-
大型ファッションビルと卸売り店が共存し、国内外からバイヤーが集まるファッションエリア。夜中まで買い物が出来るので、日中に観光した後に立ち寄れる場所としても嬉しいです。バイヤーが集まるくらいの街なので、安くファッションアイテムをGET出来ることが魅力。上手くいけば少し値切ることも出来るので、ブランド品は身につけず、ぜひ戦闘態勢で行ってみましょう!
※東大門は価格交渉をしたりする際に現金でのやり取りが多いので、唯一現金持参をお勧めするエリアです。
4.鍾路(チョンノ)・清渓(チョンゲ)-歴史と現代が共存したエリア-
鍾路は数百年前の王宮や文化財、博物館等があるだけでなく、街自体に歴史が残されている為、歴史と現代が融合されたお洒落なエリア。韓国らしい雑貨やアートを楽しみたい方は仁寺洞(インサドン)へ。
官僚の貴族が住んでいた地域で、伝統的家屋である韓屋(ハノク)の密集する地区、北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル)もお勧め。個性的なショップやおしゃれなカフェなどが立ち並んでおり、映えスポットがたくさんなのでぜひ散策してみて下さい。
清渓はソウルの中心部にある清渓川(チョンゲチョン)とその川沿いにあるカフェなどのお店が立ち並んでいるエリア。この川は朝鮮時代以前から続く歴史ある川で、ソウル市民の憩いの場として親しまれています。水も綺麗なので、暑い日には足を入れて涼む人も。夜にはライトアップされ、ストリートパフォーマンスや屋台も楽しめて雰囲気が良いので、大人のデートに向いています。
5.松坡区(ソンパく)-テーマパークや公園エリア-
松坡区は、有名なロッテワールドアドベンチャー、ロッテタワーそしてその周りにある公園を楽しめるエリア。テーマパークも魅力的ですが、目の前にある、石村湖(ソクチョンホス)公園を一周すれば、カフェ通り、パンイ(芳夷)洞グルメ路地など、半日くらい楽しめちゃうので、時間に余裕があればぜひ!春には桜が、秋には紅葉も綺麗なので散策するのにぴったりです。
6.江南(カンナム)-ソウルの洗練されたエリア-
ビジネス街、芸能事務所やハイブランドショップが多い高級エリア。芸能事務所巡りも良いですが、アジア最大の地下ショッピングモール、COEX MALLが熱いです。他のエリアと比べて物価は高いものの、COEX MALLの中には吹き抜けの天井まで続く本棚で有名な「ピョルマダン図書館」があるので、足を運んでみる価値あり!他にも免税店や水族館など、1日楽しめるだけでなく、都心空港ターミナルが入っている為、受託手荷物を預けて事前チェックインを済ませ、手ぶらで買い物を楽しんだ後に、空港直行リムジンバスを利用して空港に行けるのも大きな魅力。ここに立ち寄らない手はありませんね!
7.弘大通り (ホンデ通り)-若者達が集まり活気があるエリア-
韓国トップクラスの芸術系大学を中心とし、個性豊かなお店が立ち並んでいるエリア。お洒落なレストランやカフェが多く、イベントや路上ライブをよく見かけたりと若者達の熱気を感じられる街です。
ナイトクラブも人気で、週末となると朝方まで大賑わい。昼と夜と全く違う雰囲気を味わえる弘大通りは魅力的なので、大人になった今でも楽しめる場所です。
それぞれの位置関係は下記のマップをご覧ください。
以上でソウル7特区のご紹介を終わりますが、次回は7特区の中で私が1番皆さんに行ってみて頂きたい、韓国の歴史と現代両方を楽しめるお洒落な「鍾路(チョンノ)」についてご紹介します。韓国ドラマにもよく登場するエリアなので、皆さんお楽しみに!